手話総合講座には様々な方が通学されています。会社員・主婦・フリーター・学生の方など、どんな環境の方でも無理なく通えます。近年では男性の受講生も急増中です。
自分の世界がひろがるのが手話の素敵なところだと思います。

(レベル2コース修了生)
私にとっての大きな変化「人前に出ることに慣れてきました」

(2級合格コース修了生)
私は、人前に出て話すことがあまり得意ではなく、すぐ緊張してしまうタイプなので、この学校に入学した時はとてもドキドキでした。さらに授業では毎日講義のビデオ撮影をしていました。
でも実際この学校に入って手話の授業を受けて、前に出て皆の前で発表したりしていく内に、手話の勉強はもちろん、人前に出ることも徐々に慣れていきました。ビデオ撮影の効果は絶大だと思いました。そんな些細な事ですが、私にとっては大きな変化でした。
私は手話を勉強してよかったと思います。これからもまだまだ勉強中ですが、いつか人の役に立てる事が出来たらいいなと思います。
手話の学習は、頭も心も、そして顔も柔軟になります。

(2級合格コース修了生)
手話を勉強するようになって表現・表情がとても豊かになりました。声を発せず相手に意志を伝える時は、手話は勿論、顔の表情がすごく大事だと分かりました。
そして、手話を勉強して自分の物事の考え方が変わりました。覚えても覚えても表現方法は無限にあるのでひとつの単語を覚えたとしてもその単語は前後に使った単語により意味が違ったり、少しの向きで全く違う単語になってしまいます。これが手話の面白く魅力のある所だと思います、手話の学習は、頭も心も、そして顔も柔軟にしてくれます。
これから手話を習おうとしている方は是非一度手話に触れてみてください。きっとこの魅力にはまると思います!
「手話がソコソコできる人」になりたい

(レベル3コース修了生)
定年後のために英語の勉強をしようと考えていました。ちょうどその時に娘の大学院の卒業式があり、大阪府知事の挨拶を学生が手話通訳しているのを見ました。今まで全くそのような世界を知らなかったので、「あぁ、こんな世界があるのだな」と驚いたのと同時に、私も手話を通じて、今までと違う方たちと接点を持てればと思い、手話を始めました。
授業の中で、一番印象に残っているのが、「聞こえない人にとっては、手話がすごくできる人が少しだけいるよりも、手話がソコソコできる人が、たくさんいたほうがいいんです。」という先生の言葉です。
私もその「手話がソコソコできる人」になりたいと思い、今も勉強に励んでいます。
私の人生にとって大きなプラスになりました。

(レベル3コース修了生)
手話を学んで、手話ができるようになっただけでなく、考え方が大きく変わったとともに、新たな世界が広がりました。手話は手だけではなく、全身を使って伝える言語なので、普段から耳が聞こえる人に対しても『一番伝わりやすい方法は何か』ということを考えて、コミュニケーションを取るようになりました。
さらに、健聴者同士の狭い世界しか知らなかった私が、聞こえない方とも交流を持てるようになり、手話を学んでいなければ、一生知らなかったであろう世界を知ることができたということも、私の人生にとって大きなプラスになりました。
今後も手話の勉強を続け、将来は手話通訳士として耳の聞こえない方の役に少しでも立てればと思っています。
以前、レストランでこんなことがありました。喫煙室で手話で会話をされている方がおられたので思いきって話しかけてみると、笑顔で快く仲間に入れてくださり、楽しい時間を過ごすことができました。いろいろお話しした最後に「手話がんばって」と言っていただけたことが、すごくうれしかったです。こんなふうに自分の世界がひろがるのが手話の素敵なところだと思います。
講座は少人数でアットホームだから通いやすいし、内容も豆知識から雑談まじりでとても楽しく学べています。参加しているボランティア活動に手話を必要とされている方がこられた時には、講座の成果を活かし、実際にお話ができるのもうれしいです。