書店に行きますと手話辞典が数多くあり、何を購入したらいいのか迷った経験を持たれる方も少なくないと思います。
国語辞典のように日本語の50音索引から手話表現方法を調べる形のものがほとんどですが、専門的な単語を調べる事が出来る辞典もあります。
例をあげますと、医療系、スポーツ系、パソコン系、子供のためのもの、仕事上で必要な用語を集めたもの、世界の国名を集めたものなど様々です。
また、会話を中心としたものもあります。
その他に、日本語から検索するのではなく、手の形から調べていく逆引きのものもあります。
例えば『指文字の「ア」の形で親指のみを出して他の4指はたたまれている』など、この形はどの様な手話単語にあてはまるのかを調べることができるものです。
いずれの辞書においても昨今ではDVD化やアニメ化、CG化、スマートホンなどのアプリ化されたものなども増えてきておりますので以前の様にイラストと解説を見て想像をする、という平面的なものから立体的になっており、かなり分かりやすく便利になっています。